【細菌学】これだけ知ってれば国試無双できるんじゃね?!

【科目別】総まとめ

総論

内毒素と外毒素

エンドトキシンに関わるのは「グラム陰性菌のリポ多糖(LPS)」です。LPSは内毒素の原因になります。

内毒素(エンドトキシン)・・・グラム陰性菌の外膜(LPS)。

外毒素(エキソトキシン)・・・グラム陽性菌が細胞外に分泌する毒素。毒性は強いがタンパク質なので熱に弱い。

グラム陽性菌と陰性菌の模式図

グラム染色の流れ

  1. クリスタルバイオレット
    • 細胞壁を紫色に染める。
  2. ルゴール液
    • 紫色を固定する。
  3. アルコール
    • グラム陰性菌の外膜を溶かし、脱色する。
  4. サフラニン液
    • グラム陰性菌をピンク色に染める。

薬剤耐性のメカニズム

細菌の薬剤耐性を獲得するには、4つのメカニズムがあります。

  1. 薬剤の不活性化
  2. 薬剤の作用点を変化
  3. 薬剤を排出
  4. 薬剤を入れない

ポーリンは、グラム陰性菌に存在する外膜タンパク質で、外来物質の取り込みに関与しています。当然、ポーリンが減れば、細菌内に入る薬剤の量は少なくなりますよね。

ポーリンは、排出路ではない!ってのが重要です!!

グラム陽性菌 各論

グラム陰性菌 各論

腸内細菌科

パスツレラ科

ビブリオ科

非定型細菌 各論