「農用地の土壌の汚染防止等に関する法律(農用地汚染防止法)」において作物生育阻害の観点から特定有害物質に指定されているのはどれか。

過去問

73回 A問題 問29

難易度:並

「農用地の土壌の汚染防止等に関する法律(農用地汚染防止法)」において作物生育阻害の観点から特定有害物質に指定されているのはどれか。
  1. 有機りん化合物
  2. 銅及びその化合物
  3. テトラクロロエチレン
  4. ポリ塩化ビフェニル(PCB)
  5. カドミウム及びその化合物

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆
有機りん化合物

重要度:☆☆☆
銅及びその化合物

重要度:☆
テトラクロロエチレン

有害大気汚染物質の優先取組物質です。覚えなくてよいですが、、、

重要度:☆
ポリ塩化ビフェニル(PCB)

重要度:☆☆
カドミウム及びその化合物

一番悩みやすい選択肢です。この物質は、ご存知の通りヒトの健康を害する恐れがあるとして指定されています。

解説

農用地汚染防止法は、

「農用地の土壌に含まれる特定有害物質により、人の健康をそこなうおそれがある農畜産物が生産され、又は農作物等の生育が阻害されることを防止すること」

を目的として制定されたものであり、
特定有害物質としてカドミウム及びヒ素が規定されています。

特に、農用地等の生育が阻害されることを防止するために追加されたのが
及び その他の化合物」です。

ダイオキシンは大気汚染物質であり、水質汚濁物質であり、土壌汚染物質でもあります。そんなダイオキシンに関する問題はこちらです。