【獣医師国家試験】”合格”への基本情報

勉強法

この記事では、獣医師国家試験を受けるうえでの基本情報を詰め込みました。

試験日時

基本的に2月中旬に行われます。2日間に分けて実施されます。

毎年日程が変わるので必ずホームページを確認しましょう!

当日の時間割

試験時間も休憩時間も長すぎて、割と退屈します。

試験日試験時間内容
1日目10:00~12:00
(2時間)
学説試験(A)
13:30~14:20
(1時間)
必須問題試験
15:20~17:20
(2時間)
学説試験(B)
2日目10:00~12:00
(2時間)
実地試験(C)
13:30~15:30
(2時間)
実地試験(D)

試験会場

毎年「北海道」「東京」「福岡」の3個所で行われています。

ちなみに今年の試験場所は、以下に示すとおりです。

試験地試験の場所
北海道北海道札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 16階
会議・研修施設ACU
東京東京都江東区有明3-5-7
TOC有明
福岡福岡県福岡市博多区博多駅前4-2-25
代々木ゼミナール福岡校

試験に関して

試験内容

試験内容は以下のようになっています。全問解答する必要がある点が重要です。

試験内容問題数
必須問題試験「獣医療の基本的事項」
「獣医学の基本的事項」
「衛生学に関する事項」
「獣医学の臨床的事項」
のうち重要な事項
50 問全問解答
学説試験(A)「獣医療の基本的事項」「獣医学の基本的事項」80 問全問解答
学説試験(B)「衛生学に関する事項」「獣医学の臨床的事項」80 問全問解答
実地試験(C)「衛生学に関する事項」「獣医学の臨床的事項」について、獣医療現場で実際に起こり得る症例・事例に関する基本的かつ重要な事項60 問全問解答
実地試験(D)「衛生学に関する事項」「獣医学の臨床的事項」について、獣医療
現場で実際に起こり得る症例・事例に対する対処方法等の総合的な事項
1課題につき複数問
計60 問全問解答

方式

すべての問題は筆頭による「多肢選択方式(マークシート)」となっています。

試験の出題数

  • 必須問題に関する試験: 50 問。
  • 学説に関する試験(A・B問題): それぞれ80問ずつ、計160 問。
  • 実地に関する試験(C・D問題):それぞれ60問ずつ、計 120 問。

すべてを合計すると 330 問になります。

試験の配点と合格基準

すべて1問1点となっています。

合格基準は以下の2つの条件を満たす必要があります。

満点基準
必須問題計50点得点率7割以上
35点以上
学説 A 問題
学説 B 問題
実地 C 問題
実施 D 問題
計280点得点率6割以上
168点以上

近年の合格率

近年の合格率は、”新卒”でも90%を切ります。

去年は、新卒合格率81.1%と過去10年間で最低でした。

合否に関して

合否に関しては、こちらのページから見ることが可能です。

持ち物に関して

  • 受験票
  • 筆記用具
    • HB の鉛筆(シャープペンシル不可。)
    • プラスチック製の消しゴム
    • 鉛筆削り(小型のみ。卓上式、電動式は不可。)
  • 時計(携帯電話、スマートフォン、腕時計型端末及び端末機能の有無が判別しづらいもの(スマートウォッチ等)は時計として使用できません。)
  • 昼食

勉強法

肝心の勉強法に関しては、こちらの記事にて解説しています。

別の記事になりますが、過去問の使用方法も参考にしてください。

Q & A

下見はできるの?

下見はもちろん可能ですが、建物内への立ち入りは禁止されています。

僕は東京会場でしたが、建物内が複雑だったため会場近辺の下見はほぼ意味がありませんでした。。。

受験票忘れたら?

仮受験票を発行してもらえれば、受験が可能です。身分証が必要なので、免許証と学生証はしっかり持参しましょう!

ティッシュとか耳栓は机における?

試験監督者へ申し出て許可を得たうえで、机に置くことができます。

退席はできるの?

退席は原則、認められていません。ただし、トイレのために一時的に退席は監督者の指示でOKです。

遅刻したら?

試験開始20分以内で不正がないことが認められれば、原則受験が可能です。