国家試験の勉強を始めるのは、おそらく11月〜12月頃だと思います。そう考えると、あなたが勉強できる期間は”たった2〜3ヶ月”です。
その短い期間で合格を目指すために、できるだけ早期からの年間スケジュールを作成することが必要です。漠然としてては、限られた勉強時間を有効活用するのが困難になるかもしれません。
多くの受験生が感じるプレッシャーや不安は、
適切なスケジュールを立てることで大幅に軽減できるよ!
本記事では、獣医師国家試験に向けた年間スケジュールを提案し、合格への道を確実に進むためのポイントを詳しく解説します。
【4〜11月まで】
できるだけ、早いうちから過去問の解説を作り始めましょう。
どれだけ解説を充実させるかが、今後、演習の際チャメチャ効率的に進められます。
解説を作るのは時間がかかる。
国家試験の解説を作ろう!としても、かなり時間がかかります。
教科書を引っ張り出してきて、
該当箇所を調べて、
教科書から根拠を見つけ出す。
この作業を1問につき選択肢分(5回)も繰り返す必要があります。
過去問と同じ問題、完璧に覚えた知識がない限り
1問あたり30〜60分かかります。
仮にあなただけの力で12月から過去問の解説を作ろうとすると、詰みます。大マジです。
解説づくりは NEKOYASIKI が手伝います!
何度も説明している通り、
獣医師国家試験の範囲は”膨大”です。
勉強は1人でするものではありますが、獣医師国家試験に関しては「情報収集」能力も必要です。
実は先輩や友人から資料を譲り受けたり、
過去問の解説づくりが伝統になっている大学があったりと、
受験生のスタート地点は全然異なる!のが現状です。
NEKOYASIKI はこの状況が好きではないので、直近5年分の解説を全て無料で公開しています!
優秀なあなたにどれほど貢献できるかは分かりませんが、役立つのであればメチャクチャ嬉しいです。僕自身、みんなの為になれるようにコッソリ勉強漬けの毎日です!
一緒に頑張りましょう!
【 4〜11月まで 】
過去問の解説を作り、未来の自分をできるだけ楽にするための準備をしましょう!
早めの行動によって国家試験に”余裕”をもって合格することができます。未来を決めるのは、あなた次第ですよ!!!
11月〜1月まで
そろそろ勉強を本格的にスタートする時期でしょうか。
まずは演習から初めて、自分が何を知っていて、何を知らないのかを冷静に知りましょう!
過去問を演習しまくろう!
ポイントは2つ。
毎日、1年分の過去問(必須・A問題・B問題)を解くなら、5年分は”5日”で終わります。それを3セット行えば、15日で終了します。スピード感を持ってさっさと解きましょう。
知識を深めよう!
国家試験に合格できるかどうかは、結局「知識量」次第です。
しかしながら何でもかんでも頭に詰め込むのは、あまりに無謀で効率的ではないので以下のように”過去問を中心”に知識を深めていきましょう!
過去問の解説を作っておくと、ここでかなり楽ができます。
ぶっちゃけ最も時間がかかる部分なので、できるだけ早めの対処をしておきたいですね。
【 11月 〜1月 】
最低5年分!3周!を目標に
とことん、過去問を演習しましょう!
【 1月中 】
演習し知識を広げていくと、
大量の知識で頭の中がぐちゃぐちゃになっていきます。
一旦頭を整理しよう!
下記のような問題に出会い始めていませんか?
上記のような問題への対策は、
① 自分の苦手を把握
② 原因をブラッシュアップ
③ 必要な知識を収集する
という3step の工程が必要です。
時間がかかりますが、一度身についてしまえば、国試の類題にも対応できる状態(無双状態)になります。すべての分野を網羅する必要はありませんが、上記の優先度の高い科目は無双状態になりましょう!
ダメだと思ったら友人と勉強しよう!
自分にとっては難しいことでも、友人はすんなり覚えていたりします。
その覚え方のコツであったり、考え方を共有することで一層知識に深みがつきます。
加えて、
自分と向き合う勉強は、良い意味でも悪い意味でも自分を”追い込み”ます。その追い込みに耐えられなくなったら、友人の力を借りましょう!
【 1月中 】
知識と知識をリンクさせ、頭の中を整理しよう!
友人との知識の共有も重要です。メンタル維持のためにも力を借りましょう。
【 直前期 】
本番への緊張で、勉強が捗らなくなる時だと思います。
焦り、緊張で、
新しく知識を入れようと勉強するのはダメです。
国家試験の合格のためには、
簡単な問題を確実に得点することにあります。
地に足つけて今までの過去問を総復習しましょう!できるだけ早く過去問を回して、触れてない知識がないように”広く浅く”演習を勧めていく必要があります。
漏れ出ている知識があったら、すぐに確認して覚えましょう。
【 直前期 】
最後にあなたを脅かすのは”簡単な”問題!
新しく知識を増やすのは辞めて、今までの復習を行いましょう!
Q & A
Q:予備校は通った方が良いのかな?
Answer:不要です。
予備校に通わずに新卒合格者の9割を叩き出している状況を考えれば、予備校は”不”必要です。国家試験の浪人生にしてもZOOMやDISCODEを使ってオンライン勉強会をしているようですし、ますます予備校の価値は薄いと考えています。
僕の作った過去問演習アプリと、
5年分の過去問解説があったら無料で十分合格できると信じています。
予備校にそれでも万が一心配な受験生の諸君!!
progranya.blog@gmail.com まで!お話しましょ!
Q:直近の過去問は残しておいたほうが良いのかな?
Answer:直近から解き始めましょう!
国家試験における最新の傾向を反映しているのが、昨年度の問題です。言わずもがな傾向は変化していくものですから、最新の過去問から勉強を始めるべきだと考えています。
「実力を試したい!」というのも理解できますが、
過去問で十分実力を試してきたはずですから直前になって試す必要もないかなぁと思います。
もし仮に
模試感覚で過去問を直前期に解いて合格点に届かなかったらどうします?笑
Q:模試は受けるべきですか?
Answer:受けてもいいですが、必要ないです。理由は2つあります。
金の無駄だと考えています。
Q:必須問題はどうやって対応するべき?
Answer:”全科目”広く浅く勉強することで対応できます。
合格要件が「必須問題の正答率70%」なので、他の問題よりも厳しい設定ですが、必須問題の最初5〜6問は勉強しなくても一般的な倫理観で解けるため、実質勝負はそれ以外の45問です。およそ67%(30問/45問)得点すればクリア出来ます。
つまり、うっかりミスを含めて15問も失点できる計算になります!
とはいえ「必須問題」は1点の重みが非常に高い試験、かつ「生化学」「実験動物学」「魚病学」等々みなさんが苦手とする科目からもしっかりと出題されるため、普段から”全科目”を一通り勉強する必要があります。
生化学でも実験動物でも、1点取れればデカいです。
上記の記事でも書いた通り、まとめから読み始めるのではなく”過去問(A・B問題)”からですよ。
Q:C・D問題はどうすんの?
Answer:画像も知識の1つですから、普段の勉強から画像に触れましょう。
画像情報は具体的なイメージにより理解が深まり、暗記までの時間を短縮できまるため、普段から画像と紐づけて覚えるのは、めちゃくちゃオススメできます。
C・D問題の対策だ!と意気込むというよりかは、
普段の勉強に画像を取り入れて勉強した結果、画像問題も解けるようになっていた!が理想的です。
付け焼き刃での対策は、かなり効率が悪いので注意してください。
Q:卒業試験があるんだけど、、、
Answer:卒業試験を優先し合格後、”国試脳”に切り替えましょう。
卒業試験反対派の僕ですが、卒業試験がある人は卒業試験とうまく付き合う必要があります。せっかく勉強するのですから、国家試験には活かすべきです。
卒業試験のメリットを挙げるなら
培った知識が”全科目”で国家試験に活用できることです。
勉強効率が悪い科目(実験動物学・生化学)でも、
得点源になりうる問題が出題されることがあります。
卒業試験で、全科目、あらゆる項目に目を通しておくことで一部有利になる可能性はありますよ!
過去問演習に最適なアプリを開発しました!
過去問を使い倒すのに、便利なWEBアプリをつくりました。
過去のスマホアプリの上位互換です。
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