鶏の解剖学的特徴に関する記述として正しいのはどれか。

良問

75回 A問題 問11

難易度:並

鶏の解剖学的特徴に関する記述として正しいのはどれか。
  1. 7 個の頸椎をもつ。
  2. 距は雄で発達する。
  3. 腎臓に門脈系をもつ。
  4. 2 枚の右房室弁をもつ。
  5. 左側の子宮が発達する。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e


選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
14 個の頸椎をもつ。

少なくとも10個以上あります。頸の動きが滑らかなことを考えると覚えやすいと思います。

重要度:☆☆
距は雄で発達する。

重要度:☆☆☆
腎臓に門脈系をもつ。

重要度:☆
1枚の筋性の右房室弁をもつ。

鶏に房室弁は存在しますが、哺乳類とは少し異なっています。

右に関しては1枚の筋性の右房室弁が存在するだけで乳頭筋はありません。一方で、左に関しては膜性のの房室弁が存在し、腱索によって乳頭筋に連絡しています。

重要度:☆☆☆
左側の卵巣・卵管が発達する。

  • 卵管膨大部(卵白を形成)
  • 卵管狭部(卵殻膜を形成)
  • 卵管子宮部(卵殻を形成)

類題で鳥類の解剖に強くなろう!

参考

https://www.jstage.jst.go.jp/article/chikusan1924/47/12/47_12_725/_pdf
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