食品の微生物汚染またはその制御に関する記述として適切なのはどれか。

良問

74回 B問題 問21

難易度:並

食品の微生物汚染またはその制御に関する記述として適切なのはどれか。
  1. 食品の貯蔵、加工、調理の過程における微生物汚染を一次汚染という。
  2. 食品の水分活性が低いほど細菌による腐敗は抑制される。
  3. 硫化水素は微生物によるデンプンの分解で発生する。
  4. 紫外線照射によって食品内部を殺菌できる。
  5. 我が国では放射線照射による香辛料の殺菌が認められている。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
食品の貯蔵、加工、調理の過程における微生物汚染を次汚染という。

原材料由来の微生物汚染を一次汚染といいます。

重要度:☆☆☆
食品の水分活性が低いほど細菌による腐敗は抑制される。

重要度:☆☆
硫化水素は微生物によるデンプンの分解で発生しない

重要度:☆☆☆
紫外線照射によって食品表面を殺菌できる。

重要度:☆☆
我が国では放射線照射による香辛料の殺菌が認められていない

基本的には、食品に対する放射線照射は食品衛生法で認められておりません。

「ばれいしょ」(いわばジャガイモ)は、その例外として放射線照射が認められています。