哺乳類家畜の消化器に関する記述として正しいのはどれか。

良問

74回 A問題 問6

難易度:易

哺乳類家畜の消化器に関する記述として正しいのはどれか。
  1. 肝細胞は胎子期の内胚葉から生じる。
  2. 肝臓の類洞周囲腔は胆汁の輸送路である。
  3. 牛と豚は大十二指腸乳頭を欠く。
  4. 馬の胃盲囊には幽門腺が発達する。
  5. 豚は胃憩室を有する。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e


選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆
肝細胞は胎子期の内胚葉から生じる。

重要度:☆☆☆
肝臓の類洞周囲腔は血液が流れる

類洞内には、
ビタミンAを蓄える「伊東細胞」
異物貪食反応をする「クッパー細胞」が存在することで有名ですよね。

重要度:☆☆
羊・山羊十二指腸乳頭を欠く。

大十二指腸乳頭を欠く動物は、産業動物ではいません。

重要度:☆☆
馬の胃盲囊には幽門腺が発達していない

馬の胃盲嚢は、胃底を構成し無腺部となっています。

重要度:☆☆☆
豚は胃憩室を有する。

豚の胃において組織学的に重要なポイントは、「噴門腺の領域が広い」点です。

膵臓の解剖に挑戦しよう!