春季顕性化現象が認められる寄生虫はどれか。

過去問

73回 A問題 問61

難易度:並

春季顕性化現象が認められる寄生虫はどれか。
  1. 牛鞭虫(Trichuris discolor)
  2. 旋毛虫(Trichinella spiralis)
  3. 牛捻転胃虫(Mecistocirrus digitatus)
  4. オステルターグ胃虫(Ostertagia ostertagi)
  5. 指状糸状虫(Setaria digitata)

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆
牛鞭虫(Trichuris discolor)

虫卵の形が有名ですね。

重要度:☆
旋毛虫(Trichinella spiralis)

食品衛生状重要な寄生虫です。

重要度:☆☆
牛捻転胃虫(Mecistocirrus digitatus)

重要度:☆☆
オステルターグ胃虫(Ostertagia ostertagi)

重要度:☆
指状糸状虫(Setaria digitata)

糸状虫に関しては、こちらから。

解説

毛様線虫類で重要なのは、
「捻転胃虫」
「オステルターグ胃虫」です。

毛様線虫類は、寒い時期になると糞便中に排出される虫卵の数が極端に減ると言われています。
そして寒い時期を越えて温かい時期になると虫卵数が増加します。

このことを「春季顕在化現象」と呼びます。
北海道でも確認されている現象らしいですよ。

こちらの記事にゴロを載っけています。

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