哺乳類家畜の末梢神経に関する記述として正しいのはどれか。

過去問

72回 A問題 問12

難易度:難

哺乳類家畜の末梢神経に関する記述として正しいのはどれか。
  1. 副神経は横隔膜に分布する。
  2. 滑車神経は眼球の背側斜筋に分布する。
  3. 反回神経は側頭筋に分布する。
  4. 伏在神経は坐骨神経から分岐する。
  5. 迷走神経は横隔膜の大静脈孔を通って腹腔内に入る。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
迷走神経は横隔膜に分布する。

腹腔にまで伸びているのは「迷走神経」です。

重要度:☆
滑車神経は眼球の背側斜筋に分布する。

正解です。「背側」の斜筋なので注意が必要です。

重要度:☆
反回神経は喉頭の骨格筋に分布する。

ウマの「喉頭片麻痺」は反回神経麻痺によって起こります。
ちなみに左右どちらに多い病気なのかご存知でしょうか?

「喉頭片麻痺」は「左側」に多いのです。原因はよく分かりませんが、、、

側頭筋を支配するのは、「三叉神経」の「下顎部」。
下顎部は、運動神経も持ち合わせています。

顔面の知覚の多くは「三叉神経」が担っています。顔面神経ではないですよ!!

重要度:☆☆
伏在神経は大腿神経から分岐する。

「大腿神経」は大腿伸筋群を支配、
「伏在神経」に分岐した後、知覚神経として下腿の内側を支配します。

伏在神経は、運動神経というよりか知覚神経としての役割が強いです。

一方、

「坐骨神経」は「総腓骨神経」&「脛骨神経」が合わさった神経をいいます。

「総腓骨神経」は、大腿屈筋群、下腿屈筋群を支配、
「脛骨神経」は下腿伸筋群を支配します。

重要度:☆☆☆
迷走神経は横隔膜の食道裂孔を通って腹腔内に入る。

知らなきゃまずい知識。
この選択肢を選んでしまうことのないよう!!!