ブドウ球菌食中毒あるいはその原因菌に関する記述として適切なのはどれか。

過去問

71回 B問題 問23

難易度:易

ブドウ球菌食中毒あるいはその原因菌に関する記述として適切なのはどれか。
  1. 発育至適温度は 42~46°Cである。
  2. 原因菌が産生する毒素に汚染された食品の喫食によって発症する。
  3. 好塩菌である
  4. 水分活性値が 0.90 の環境下では増殖できない。
  5. 摂食後 2 ~ 3日で発症する。

解説

重要度:☆
発育至適温度は 30~37°Cである。

重要度:☆☆☆
原因菌が産生する毒素に汚染された食品の喫食によって発症する。

菌そのものが原因ではありません。

このような「毒素型食中毒」を引き起こすのは、基本的にグラム陽性菌です。

一方でグラム陰性菌は、
細胞壁を構成するエンドトキシンによって生体に影響を与えるケースがほとんどです。

公衆衛生の観点からも、細菌がグラム染色でどう染まるのかが重要になってきます。

重要度:☆☆☆
塩菌である。

好塩菌であるのは「腸炎ビブリオ」の原因菌である「Vibrio parahaemolyticus」です。

ビブリオ属菌には「コレラ菌」がいます。コレラ菌に関してはこちら。

重要度:☆☆
水分活性値が 0.90 の環境下では増殖でき

黄色ブドウ球菌は、水分活性がAw値が0.86以上で増殖できます。

水分活性に関しては、こちらの記事にまとめています。

重要度:☆
摂食後 1 ~ 6 時間で発症する。

食後短時間で発症する食中毒菌です。