疾患モデル まとめ

まとめ

ポイント

実験動物学という科目自体、捨て科目だと思っています。暇な時間にさっと眺める程度で良いかなぁと思います。

一応以下にまとめていますが、サラッと読んで下さい。結局選択肢問題ですから完璧に暗記しなくても解答は出来ます!気楽にどうぞ。

糖尿病モデル

糖尿病モデルには、「薬剤誘導」「自然発症モデル」があります。

薬剤誘導

薬剤によって、糖尿病を誘導することが出来ます。

用いる薬剤は、「アロキサン」「ストレプトゾトシン」がありますね。

投与量や投与回数により軽度、中程度、高度の調整が可能らしいです!

自然発症モデル

自然発症モデルには以下のようになっています。

  • NODマウス
  • BBラット
  • KKマウス

レプチンを作れないのか レプチンを受容できないのか

  • ob/ob マウス (レプチン遺伝子を欠損)
  • db/db マウス (レプチン受容体の遺伝子の欠損)
  • Zucker fatty ラット (レプチン受容体の遺伝子の欠損)

高血圧モデル

高血圧モデルは「SHRラットで決まりです。

高血圧はhypertension なのでその頭文字の「H」が名前に含まれているモデルです。

これラットですよ!!

免疫不全モデル

nu遺伝子の欠損によりT細胞機能欠損の免疫不全を起こしている無毛のモデルです。

免疫不全なのでがん組織を移植できるわけですよね。有名なのはヌードマウスですね。

他にも「SCID-マウス 」があります。

その他

他に重要なモデルとしては「NOGマウス」があります。

これは糖尿病モデルの「NODマウス」をアップグレードされたモデルです。名前が似てるのが厄介ですが、、、

このモデルは「重度免疫不全モデル」です。こいつは、T細胞だけでなくB細胞、NK(ナチュラルキラー)細胞、補体すらもありません。さらにマクロファージの機能低下というなんでもかんでも終了しているモデルです。