ポイント
ウシは「腎杯」をもつ。
ウシが「腎杯」、
ウマ・イヌが「腎盤」とか覚えるのが大変だと思います。
なんせ他にも科目がありますからね。覚え方は、下記を見てください。
覚え方
ウシ、特に「乳牛」を考えてください。
乳って要は「おっぱい」ですよね。
だから腎杯は「おっぱい」の「杯」なので、よろしくお願いします。
ブタは「腎杯」「腎盤」の両方を持つ。
ウシに関して上記を知っていれば、
ブタは「腎杯」「腎盤」の両方を持つ。ってのでイチコロですわね。
消去的に、ウマ&イヌは「腎盤」をもつことになります。
ウマは腎錐体の代わりに、、、
ウマは腎錐体の代わりに「腎稜」があります。
ただこの名前、「総腎乳頭」との別名があるっぽいですが。
最後に
役割 | 腎臓の区分 | 細区分 | ウマ | ウシ | ブタ | イヌ |
---|---|---|---|---|---|---|
尿を作る | 皮質 | ⭕ | ||||
髄質 | 腎錐体 | ー | ⭕ | |||
腎稜 | ⭕ | ー | ||||
尿の受け口 | 腎杯 | ー | ⭕ | ⭕ | ー | |
腎盤 | ⭕ 終陥凹 | ー | ⭕ | ⭕ 腎盤陥凹 | ||
尿の排泄 | 尿管→膀胱 | ⭕ |
ちなみに「尿細管」ですが、皮質と髄質を行き来しています。そして、さまざまな物質の濾過、再吸収を受けてきた原尿は、最後「集合管」で回収され「腎杯」に繋がります。
ここまで読んだら分かると思いますが、「腎錐体」またその先端「腎乳頭」は沢山の「集合管」の集まりだったのです!!