哺乳類家畜の外皮に関する記述として正しいのはどれか。

良問

75回 A問題 問8

難易度:並

哺乳類家畜の外皮に関する記述として正しいのはどれか。
  1. 皮膚のメラニン産生細胞は神経堤細胞から分化する。
  2. 脂腺は毛包や皮膚表面に開口する。
  3. 雌馬は 2 対(4 個)の乳房をもつ。
  4. 立毛筋は毛乳頭に付着する。
  5. 蹠枕は弾力性に富む真皮である。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e


選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
皮膚のメラニン産生細胞は神経堤細胞から分化する。

重要度:☆☆☆
脂腺は毛包や皮膚表面に開口する。

もう少し踏み込んで覚えましょう!過去に出題されています。

  • アポクリン汗腺
    • 動物の全身に分布
    • 毛包に開口
  • エックリン汗腺
    • 皮膚に直接開口

アポクリン汗腺は毛包に開口しているので”毛”の存在は絶対です。逆に言えば、毛の生えてない部分(肉球)にエックリン汗腺が分布しています。

動物は全身が毛に覆われているので、ほとんどがアポクリン汗腺なのは当然ですよね。人間でも陰部や脇など毛が生えている部分はアポクリン汗腺が発達しています。

重要度:☆☆
雌馬は 対(個)の乳房をもつ。

馬の乳房は人と同じ数ですよ。

重要度:☆☆
立毛筋は毛包に付着する。

重要度:☆☆
蹠枕は弾力性に富む角質層である。

蹠枕(せきちん)と読みます。有蹄類に存在する「蹠枕」は、肉食動物でいう「肉球」です。

類題で外皮に強くなろう!

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