牛のⅠ型ケトーシスに関する記述として適当なのはどれか。

過去問

74回 B問題 問69

難易度:並

牛のⅠ型ケトーシスに関する記述として適当なのはどれか。
  1. 分娩 3~6 週間後の泌乳最盛期に発症する。
  2. 罹患牛は過肥で脂肪肝を併発する。
  3. アシドーシスのため呼吸数が増加する。
  4. 強いインスリン抵抗性を示す。
  5. プロピレングリコールの経口投与で治癒することが多い。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e


選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
分娩 3~6 週間後の泌乳最盛期に発症する。

重要度:☆
罹患牛は過肥で脂肪肝を併発する。

Ⅱ型ケトーシスの説明です。

重要度:☆☆☆
代償性の呼吸性アルカローシスのため呼吸数が増加する。

代謝性アシドーシスにより代償反応として「呼吸性アルカローシス」が生じます。簡単に言うと、体内に溜まった酸性物質(ケトン体)を排出しようとして、呼吸数を増やします。

重要度:☆
強いインスリン抵抗性を示す。

Ⅱ型ケトーシスの説明です。

重要度:☆☆☆
プロピレングリコールの経口投与で治癒することが多い。

類題でケトーシスに強くなろう!