74回 A問題 問55
難易度:並
線虫卵の定量に適した糞便検査法はどれか。
- ベールマン法
- 時計皿法
- 渡辺法
- マックマスター法
- O リング法(オーリング法)
選択肢を吟味しよう!
重要度:☆
ベールマン法
線虫そのものを分離できますが、線虫”卵”は分離できません。
重要度:☆
時計皿法
重要度:☆
渡辺法
肝蛭卵の検出に適しています。他にも「渡辺法」「ビーズ法」があります。
重要度:☆☆☆
マックマスター法
重要度:☆☆☆
Oリング法(オーリング法)
マックマスター法もOリング法も線虫・原虫の定量に用いられます。
OPG(Oocysts per of faeces )を計算することで定量評価することが可能です。
寄生虫の虫卵検査を理解しよう!
集卵法 | 沈殿法 遠心して沈殿物を使用する | 比重の重い 吸虫・条虫 | MGL法 |
AMSⅢ法 | |||
蔗糖遠心法 | |||
浮遊法 遠心して上澄みを使用する | 比重の小さい 線虫・原虫 | 食塩水浮遊法 | |
マックスター法 | |||
Oリング法 |
虫卵の検査方法は、本当に複雑なのでざっくりで大丈夫です。正直、頑張って勉強するほど訳分からなくなって詰みます。
他にもあるよ!
- 肺虫類の糞便内第1期幼虫
- 遠心管内遊出法
- mf(ミクロフィラリア)
- 「直接法」
- 「ヘマトクリット管法」
- 「アセトン集虫法/Knott法」
- 「フィルター法」
- 毛様線虫類の同定
- 瓦培養法
- 円虫
- 虫卵培養