トキソプラズマ症の治療薬はどれか。

過去問

73回 A問題 問2

難易度:並

トキソプラズマ症の治療薬はどれか。
  1. ルフェヌロン
  2. メラルソミン
  3. スルファモノメトキシン
  4. ビチオノール
  5. アレスリン

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆
ルフェヌロン

キチン質合成阻害薬です。

どうしてキチン質の合成阻害で死ぬかと言うと、昆虫は「脱皮」をして姿を変えます。キチン質は昆虫の外骨格の主要成分なため、外骨格が出来ないまま脱皮することになります。外骨格のない昆虫はそりゃぁ死にますわ。

重要度:☆
メラルソミン

有機ヒ素剤。フィラリアの成虫を殺す薬です。

蚊から感染したての、第三期幼虫、第四期幼虫の駆虫薬がいわゆる予防薬として使われています。

重要度:☆☆☆
スルファモノメトキシン

正解です。サルファ薬ですね。

重要度:☆
ビチオノール

肝蛭の駆虫薬です。

重要度:☆
アレスリン

ピレスロイド系殺虫薬である「アレスリン」はNa+チャネルに結合し、ナトリウムの過流入を起こすことで殺虫効果を示します。

解説

サルファ薬で殺せるやつ

  • コクシジウム
    • 昔は使われていました。現在は、「トルトラズリル(商品名:プロコックス、バイコックス)」によって駆虫しています。
  • トキソプラズマ
  • ロイコチトゾーン