ウマバエ幼虫症とその病原体に関する記述として適切なのはどれか。

過去問

73回 B問題 問17

難易度:易

ウマバエ幼虫症とその病原体に関する記述として適切なのはどれか。
  1. 日本にはウマバエ(Gasterophilus intestinalis)のみが分布する。
  2. 冬期はさなぎとして外界で過ごす。
  3. 成虫は馬の糞便に産卵する。
  4. 特徴的な症状は胃炎や胃潰瘍である。
  5. 感染馬の口腔内組織に炎症や壊死が認められる場合がある。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆
日本にはウマバエ(Gasterophilus intestinalis)のみが分布する。

ウマバエが最も広域に分布するので最重要ですが、
他にもムネアカウマバエやアトアカウマバエが存在します。

重要度:☆
冬期はさなぎとして外界で過ごす。

5℃以下の環境では、蛹になれません。まぁ知るか!って感じですけどね。

重要度:☆☆
成虫は馬のに産卵する。

体の虫卵を舐めるときの温度の上昇を感知して孵化します。
ほんっとにキモいですが、このようにして舐めった際に経口的に感染します。

重要度:☆☆☆
特徴的な症状は胃炎や胃潰瘍である。

重要度:☆☆
感染馬の口腔内組織に炎症や壊死が認められる場合がある。