哺乳類家畜の外皮に関する記述として正しいのはどれか。

良問

73回 A問題 問11

難易度:易

哺乳類家畜の外皮に関する記述として正しいのはどれか。
  1. 真皮は胎子期の外胚葉から生じる。
  2. アポクリン汗腺は表皮に直接開口する。
  3. 触覚上皮様細胞(メルケル細胞)は細胞質にバーベック顆粒を持つ。
  4. 馬の蹄底は犬の指(趾)球と相同である。
  5. 豚の 1 脚は 2 つの主蹄と 2 つの副蹄を有する。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆
表皮は胎子期の外胚葉から生じる。

表皮は外胚葉から生じますが、真皮は中胚葉から生じます。

重要度:☆☆☆
エックリン汗腺は表皮に直接開口する。

アポクリン汗腺は、毛根に開口しています。
一方エックリン汗腺は、直接表皮に開口しています。

重要度:☆
触覚上皮様細胞(メルケル細胞)は細胞質に有芯顆粒を持つ。

バーベック顆粒は、ランゲルハンス細胞の細胞質に存在します。

そんなの知るかって話です。完全にマニアの知識です。

重要度:☆☆
馬の蹄は犬の指(趾)球と相同である。

ちなみに、指球と掌球と手根球は違いますよ!!!馬には、手根球の痕跡「附蝉」、掌球の痕跡「距」があります!!!

覚えておくと良いでしょうな。

重要度:☆☆
豚の 1 脚は 2 つの主蹄と 2 つの副蹄を有する。

正解です。