犬と猫の下顎骨折に適切でない骨折固定法はどれか。

過去問

72回 B問題 問67

難易度:並

犬と猫の下顎骨折に適切でない骨折固定法はどれか。
  1. 髄内ピン法
  2. 歯間ワイヤー法
  3. 骨片間ワイヤー法
  4. 創外固定法
  5. プレート法

選択肢を吟味しよう!

髄内ピン法

下顎骨折には禁忌です。

歯間ワイヤー法

骨片間ワイヤー法

創外固定法

プレート法

解説

髄内ピンが適応されるのは「長管骨の単純骨折」です。
髄内ピンを使用する際のポイントは「髄腔の80%を越えないこと」です。

理想は60〜70%と言われています。

デメリットとして回転・圧迫・せん断・牽引に対しては無効である!
ことは頭に入れておく必要がありますね。