72回 B問題 問63
難易度:易
犬の離断性骨軟骨症に関する記述として最も適切なのはどれか。
- 高齢で発生が多い。
- 手根関節で発生が多い。
- 軟骨内骨化の障害が認められる。
- 単純 X線検査では診断できない。
- 手術による関節固定が治療の第一選択である。
選択肢を吟味しよう!
重要度:☆☆
若齢で発生が多い。
若齢の大型犬に多い疾患です。
重要度:☆☆
肩、肘関節で発生が多い。
内側鈎状突起も肘突起も肘関節の一部です。そこから考えても手根関節ではないはず。
重要度:☆☆☆
軟骨内骨化の障害が認められる。
重要度:☆☆☆
単純 X線検査では診断できる。
X線検査よりは、CT検査だったり、関節鏡を用いたほうが診断は容易だと思いますけど、、、どうなんでしょう???
重要度:☆☆☆
病変部の除去が治療の第一選択である。
離断した部分が痛みの原因になっているため、それを除去します。