食品や水の衛生管理状態を評価するために行われる微生物学的検査と、検査に用いられる培地の組合せとして正しいのはどれか。

過去問

72回 B問題 問24

難易度:難

食品や水の衛生管理状態を評価するために行われる微生物学的検査と、検査に用いられる培地の組合せとして正しいのはどれか。
  1. 一般生菌数   ― 普通寒天培地
  2. 大腸菌群    ― AC 培地
  3. 糞便系大腸菌群 ― EC 培地
  4. 従属栄養細菌  ― BGLB 培地
  5. 腸内細菌科菌群 ― デソキシコレート寒天培地

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
一般生菌数   ― 標準寒天培地

重要度:☆☆
大腸菌群    ― デソキシコーレイト寒天培地、BGLB 培地

重要度:☆☆
糞便系大腸菌群 ― EC 培地

重要度:☆
従属栄養細菌  ― R2A 寒天培地、PGY 寒天培地

「従属栄養細菌」とは、低濃度の有機栄養環境下に適応している細菌群のこと。一般細菌のように高濃度の有機栄養を含む標準寒天培地では、発育できません。

重要度:☆
腸内細菌科菌群 ― EEブイヨン、VRBG寒天培地

解説

一般生菌数と大腸菌群、糞便系大腸菌群の培地は覚えるべきでしょう。