近位尿細管の障害を示唆する尿検査所見はどれか。

過去問

72回 A問題 問66

難易度:易

近位尿細管の障害を示唆する尿検査所見はどれか。
  1. ウロビリノーゲンの増加
  2. シュウ酸カルシウム結晶の出現
  3. ケトン体の増加
  4. 尿糖の増加
  5. 低比重尿

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
ウロビリノーゲンの増加

肝障害が疑われます。

重要度:☆☆☆
シュウ酸カルシウム結晶の出現

エチレングリコール中毒が疑われます。
ちなみに、解毒剤には「エタノール」を用います。

どうやら甘いらしいので、わんこ、にゃんこは際限なく飲むらしいです。

重要度:☆☆☆
ケトン体の増加

血中の「ケトン体」濃度も高い可能性があるので、ケトアシドーシスが疑われますね。

重要度:☆☆☆
尿糖の増加

重要度:☆☆☆
低比重尿

低比重尿は、「尿崩症」が疑われます。

解説