72回 A問題 問57
難易度:難
選択肢を吟味しよう!
重要度:☆
ヘキソン
重要度:☆
ペントンベース
重要度:☆☆
ペントース
重要度:☆☆
ファイバー
アデノウイルス特有の構造物です!
重要度:☆☆
ヘマグルチニン
インフルエンザに特徴的な構造です。
解説
この問題の趣旨は、
ヘマグルチニンがインフルエンザウイルスの構造であることを問いたいのだと思います。
ヘマグルチニンとは?
オルトミクソウイルスのうち、
「A型インフルエンザウイルス」がもつスパイクタンパク質の内の一つです。ちなみにもう一つは、「ノイラミニダーゼ」です。
インフルエンザウイルスは上記2種類のスパイクをもっており、それぞれの亜型で分類されています。
「H5N1」といった言い方の
「H」が「ヘマグルチニン」、「N」が「ノイラミニダーゼ」に当たります。
法定伝染病のインフルエンザ
対象動物は、「鶏、あひる、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥」になっています。
「高病原性」とは?
法定伝染病は、OIEが作成した診断基準を満たせば「高病原性」に分類されます。
「低病原性」とは?
高病原性インフルエンザと診断されたものを除く、H5またはH7亜型のA型インフルエンザウイルスによる疾病です。
届出伝染病のインフルエンザ
対象動物は「鶏、あひる、うずら、七面鳥」になっています。
届出感染症の鳥インフルエンザは?
高病原性でも低病原性でもない、A型インフルエンザウイルスによる疾病です。