生体内でメルカプトプリンを生成することで免疫抑制作用を示すのはどれか。

過去問

72回 A問題 問32

難易度:易

生体内でメルカプトプリンを生成することで免疫抑制作用を示すのはどれか。
  1. タクロリムス
  2. プレドニゾロン
  3. メトトレキサート
  4. シクロスポリン
  5. アザチオプリン

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
タクロリムス

カルシニューリン阻害により、T細胞の活性を抑制します。
シクロスポリンと同様です。

重要度:☆
プレドニゾロン

ステロイドです。アラキドン酸カスケードにおける上流の「ホスホリパーゼA2」を抑制することによりプロスタグランジン(PG)を代表とする生理活性物質の産生を

重要度:☆
メトトレキサート

抗腫瘍薬です。

重要度:☆☆☆
シクロスポリン

カルシニューリン阻害により、T細胞の活性を抑制します。タクロリムスと同様です。

重要度:☆☆☆
アザチオプリン

アザチオプリンは代謝されて「6 – メルカプトプリン(MP)」となりプリンヌクレオチドの合成を阻害します。

類題はこちら

抗腫瘍薬に関するまとめはこちら

メトトレキサートに関して

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