71回 A問題 問34
難易度:並
選択肢を吟味しよう!
解答のポイント:
似たような用語ですが「光線過敏症」と「光毒性皮膚炎」は、ほぼ同義と考えて良いです。
獣医の世界では牛の光線過敏症が有名で、植物の多量摂取により引き起こされますが、ある薬剤の副作用で光線過敏症を引き起こすものがあります。
光毒性皮膚炎を引き起こす薬物なんて、死ぬ程あるのですべて覚えるのは無理です。捨てるか、覚えるとしても最低限「クロルプロマジン」です。
重要度:☆
クロラムフェニコール
クロラムフェニコールは骨髄毒性(再生不良性貧血)」があります。
重要度:☆☆☆
アセトアミノフェン
猫の肝毒性が重要です。グルタチオンが枯渇することにより生じます。
重要度:☆☆☆
クロルプロマジン
重要度:☆☆☆
ハロタン
ハロタンには肝毒性(劇症肝炎)があります。
重要度:☆☆
ストレプトマイシン
ストレプトマイシンには聴覚器毒性(難聴)があります。
詳細の説明と周辺知識
光毒性皮膚炎の原因物質は以下のとおりです。
ウシの光線過敏症を引き起こす原因植物は以下に示すとおりです。