犬の組織球系腫瘍に関する記述として誤っているのはどれか。

良問

74回 B問題 問46

難易度:難

犬の組織球系腫瘍に関する記述として誤っているのはどれか。
  1. 皮膚組織球腫は若齢犬で発生することが多い。
  2. バーニーズ・マウンテン・ドッグは組織球性肉腫の好発犬種である。
  3. 組織球性肉腫は関節、肺、骨に原発巣を作る。
  4. 血球貪食性組織球性肉腫は緩徐に進行する。
  5. 皮膚組織球症は非腫瘍性の反応性病変である。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
皮膚組織球腫は若齢犬で発生することが多い。

重要度:☆☆☆
バーニーズ・マウンテン・ドッグは組織球性肉腫の好発犬種である。

重要度:☆☆☆
組織球性肉腫は関節、肺、骨に原発巣を作る。

肺の組織球性肉腫は、予後半年のかなり悪い腫瘍です。

重要度:☆
血球貪食性(マクロファージ由来)組織球性肉腫は急性に進行する。

組織球性肉腫には、マクロファージ由来と樹状細胞由来の2つが存在します。

特にマクロファージ由来の組織球性肉腫は血球を貪食し急性に進行する厄介な腫瘤です。

重要度:☆☆☆
皮膚組織球症は非腫瘍性の反応性病変である。