生理活性物質およびその関連薬に関する記述として誤っているのはどれか。

良問

74回 B問題 問4

難易度:易

生理活性物質およびその関連薬に関する記述として誤っているのはどれか。
  1. 5-HT3 受容体拮抗薬であるグラニセトロンは制吐薬として使用する。
  2. 硝酸イソソルビドは一酸化窒素(NO)を放出して平滑筋を弛緩させる。
  3. アンジオテンシンII受容体拮抗薬のカンデサルタンは心不全に使用する。
  4. ブラジキニンの作用はプロスタグランジン E2 により増強される。
  5. トロンボキサン A2 はリポキシゲナーゼ代謝経路を経て生成される。

選択肢を吟味しよう!

解答のポイント:
薬理学を浅く広く学習する必要があります。
一朝一夕で解けるようになる問題ではないので、焦らず勉強しましょう!

重要度:☆☆☆
5-HT3 受容体拮抗薬であるグラニセトロンは制吐薬として使用する。

重要度:☆☆☆
硝酸イソソルビドは一酸化窒素(NO)を放出して平滑筋を弛緩させる。

硝酸が、NOを遊離します。

「イソソルビド」は、高用量で用いると膠質浸透圧を上げてくれるため循環血液量を確保し血圧をあげたいときに使用します。

重要度:☆☆☆
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬のカンデサルタンは心不全に使用する。

重要度:☆☆
ブラジキニンの作用はプロスタグランジン E2 により増強される。

重要度:☆☆☆
トロンボキサン A2 はシクロオキシゲナーゼ代謝経路を経て生成される。