猫のリンパ球性胆管炎に関する記述として適当なのはどれか。

過去問

73回 B問題 問47

難易度:並

猫のリンパ球性胆管炎に関する記述として適当なのはどれか。
  1. 門脈域にはリンパ球の浸潤は認められない。
  2. 急速に病態が進行する。
  3. 腹水が貯留することはまれである。
  4. 高グロブリン血症が認められることが多い。
  5. 治療にはウルソデオキシコール酸の投与が行われる。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆
門脈域にはリンパ球の浸潤は認められ

重要度:☆☆
慢性に病態が進行する。

慢性経過をたどります。

重要度:☆
腹水が貯留することはまれである。

まれではない。ということは割と多いってこと?

うーん。そうなのかなぁ、ちょっくら調べてみます。

重要度:☆☆
高グロブリン血症が認められることが多い。

肝数値の上昇があるかどうかも確認すると良いですね!

重要度:☆☆☆
治療にはウルソデオキシコール酸の投与が行われる。

この薬は、まじで超メジャーな薬です。なにか原因不明の肝数値上昇の場合でも投薬されます。しかもそれで肝数値が下がってしまうから、不思議ですよね。

そのほか、ステロイド(プレドニゾロン)の内服・注射も治療の一助になります。