72回 必須問題 問45
難易度:並
管腔臓器を把持する鉗子として適当なのはどれか。
- アリス鉗子
- ケリー鉗子
- モスキート鉗子
- バブコック鉗子
- コッヘル鉗子
選択肢を吟味しよう!
重要度:☆☆☆
アリス鉗子
軟部組織を把持するための鉗子です。
軟部組織でも筋・皮膚等です。
腸管などの管腔臓器は「バブコック鉗子」を用います。
重要度:☆☆☆
ケリー鉗子
組織の剥離用の鉗子です。
一般的なペアン鉗子と比べて、先が細くて長くなっています。
曲型で、その湾曲の度合いで「弱彎」「中彎」「強彎」があります。
![](https://nekoyasiki-hub.com/wp-content/uploads/2023/08/操作部位の深度-800x473.png)
重要度:☆☆☆
モスキート鉗子
先の細い鉗子を「モスキート鉗子」といいます。
まっすぐな「直型」、先が湾曲した「曲型」
鈎のない「ペアン型」、鈎のある「コッヘル型」のモスキート鉗子があります。
重要度:☆☆☆
バブコック鉗子
重要度:☆☆☆
コッヘル鉗子
解説
無鈎・・・ペアン
有鈎・・・コッヘル
止血鉗子と呼ばれます。コッヘル鉗子はしっかり把持できますが、鈎がついているため傷をつける可能性があります。