管腔臓器を把持する鉗子として適当なのはどれか。

過去問

72回 必須問題 問45

難易度:並

管腔臓器を把持する鉗子として適当なのはどれか。
  1. アリス鉗子
  2. ケリー鉗子
  3. モスキート鉗子
  4. バブコック鉗子
  5. コッヘル鉗子

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
アリス鉗子

軟部組織を把持するための鉗子です。

軟部組織でも筋・皮膚等です。
腸管などの管腔臓器は「バブコック鉗子」を用います。

重要度:☆☆☆
ケリー鉗子

組織の剥離用の鉗子です。
一般的なペアン鉗子と比べて、先が細くて長くなっています。

曲型で、その湾曲の度合いで「弱彎」「中彎」「強彎」があります。

重要度:☆☆☆
モスキート鉗子

先の細い鉗子を「モスキート鉗子」といいます。

まっすぐな「直型」、先が湾曲した「曲型」
鈎のない「ペアン型」、鈎のある「コッヘル型」のモスキート鉗子があります。

重要度:☆☆☆
バブコック鉗子

重要度:☆☆☆
コッヘル鉗子

解説

無鈎・・・ペアン
有鈎・・・コッヘル

止血鉗子と呼ばれます。コッヘル鉗子はしっかり把持できますが、鈎がついているため傷をつける可能性があります。