アミノ酸をリボソームへ運搬するのはどれか。

過去問

72回 必須問題 問21

難易度:易

アミノ酸をリボソームへ運搬するのはどれか。
  1. マイクロ RNA(miRNA)
  2. メッセンジャー RNA(mRNA)
  3. 低分子干渉 RNA(siRNA)
  4. リボソーム RNA(rRNA)
  5. トランスファー RNA(tRNA)

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆
マイクロ RNA(miRNA)

二本鎖RNAです。遺伝子発現を制御しています。

重要度:☆
メッセンジャー RNA(mRNA)

DNAを転写したものです。遺伝情報を「一時的に保持」する役割があります。「転写」というプロセスです。

重要度:☆
低分子干渉 RNA(siRNA)

二本鎖RNAです。遺伝子発現を制御しています。

重要度:☆
リボソーム RNA(rRNA)

遺伝情報を「作る」役割があります。「翻訳」というプロセスですね。

重要度:☆☆☆
トランスファー RNA(tRNA)

アミノ酸をリボソームに「運ぶ」役割があります。

リボソームとリボソームRNAの違いって何すか?

結論:リボソームRNAにタンパク質が結合することで「リボソーム」になります。

リボソームには、小さいものと大きいものがあったはずだけど?

結論:そのとおり。小サブユニット、大サブユニットが存在し、それぞれ役割が異なります。

小サブユニットは、mRNAとtRNAをアミノ酸を介して正しく結合させる。
大サブユニットは、本来の目的であるタンパク質を作るためのペプチド結合を形成します。

その2つは、常に結合しているわけではなく、「翻訳」が行われないときは離れて存在しています。