ある疾患の犬の治療に対して 2種類の治療法が考えられた。治療法 A は回復が期待でき費用は 50 万円かかる。一方、治療法 B は対症療法であり費用は 5 千円かかる。以前から、飼い主は高額な治療費を払えないと話していた。獣医師の対応として適切なのはどれか。

過去問

72回 必須問題 問1

難易度:易

ある疾患の犬の治療に対して 2 種類の治療法が考えられた。治療法 A は回復が期待でき費用は 50 万円かかる。一方、治療法 B は対症療法であり費用は 5 千円かかる。以前から、飼い主は高額な治療費を払えないと話していた。獣医師の対応として適切なのはどれか。
  1. いずれの治療法についても有効性と費用に関して説明する。
  2. 飼い主の要望に合わせて治療法 B のみ説明する。
  3. 治療法 A を選択しないのであれば当院では診察できないと告げる。
  4. 安価にするため治療法 A の薬用量を本来の 1 / 100 にして実施する。
  5. 治療法 B は利益が少ないので何もしないことを勧める。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
いずれの治療法についても有効性と費用に関して説明する。

重要度:☆
飼い主の要望に合わせて治療法 B のみ説明する。

重要度:☆
治療法 A を選択しないのであれば当院では診察できないと告げる。

重要度:☆
安価にするため治療法 A の薬用量を本来の 1 / 100 にして実施する。

重要度:☆
治療法 B は利益が少ないので何もしないことを勧める。