出産期のめん羊と同居していた牛が発熱し、口腔粘膜のびらんおよび角膜混濁を呈して死亡した。最も疑われる疾患はどれか。

過去問

72回 B問題 問13

難易度:易

出産期のめん羊と同居していた牛が発熱し、口腔粘膜のびらんおよび角膜混濁を呈して死亡した。最も疑われる疾患はどれか。
  1. 悪性カタル熱
  2. 牛パラインフルエンザ
  3. 牛流行熱
  4. ネオスポラ症
  5. 牛コロナウイルス病

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
悪性カタル熱

重要度:☆
牛パラインフルエンザ

「パラミクソウイルス」による感染症です。

重要度:☆
牛流行熱

「ラブドウイルス」による感染症です。

重要度:☆
ネオスポラ症

重要度:☆
牛コロナウイルス病

解説

「悪性カタル熱」は、
ヘルペスウイルスによる感染症で自然宿主は「めん羊・カモシカ」です。

予防は、羊との接触を避けるが最も効果があります。
致死率が非常に高い届出感染症なので知識としては持っておくべきです。