Mycobacterium 属の細菌に特徴的な細胞壁の成分・構造はどれか。

過去問

72回 A問題 問51

難易度:易

Mycobacterium 属の細菌に特徴的な細胞壁の成分・構造はどれか。
  1. ミコール酸
  2. ペプチドグリカン
  3. ペリプラズム
  4. タイコ酸
  5. LPS

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
ミコール酸

ココの部分が、チール・ネルゼン染色で染まります。

重要度:☆☆☆
ペプチドグリカン

細菌の細胞壁の構成成分ですね。

重要度:☆☆
ペリプラズム

グラム陰性菌に共通する構造です。

内膜(細胞膜)と外膜の間に存在する空間で、
陰性菌のペプチドグリカンはペリプラズムに存在します。

重要度:☆
タイコ酸

グラム陽性菌の細胞壁の構成成分です。

重要度:☆☆☆
LPS

リポ多糖で、グラム陰性菌の外膜に存在します。いわゆる内毒素ですね。

解説