混濁腫脹に関する記述として適切なのはどれか。

良問

72回 A問題 問45

難易度:並

混濁腫脹に関する記述として適切なのはどれか。
  1. ミトコンドリアの腫大により細胞質が顆粒状に変化する。
  2. 滑面小胞体の増生により起こる。
  3. 蛋白性の液体(血漿水分)の細胞質内流入や吸収によって生じる。
  4. リソソームの脂質代謝酵素の欠損によって生じる。
  5. ムコ蛋白質が細胞質内に過剰に貯留した状態をさす。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆
ミトコンドリアの腫大により細胞質が顆粒状に変化する。

重要度:☆☆
滑面小胞体の増生により起こる。

分かりませぬ。誰か教えて下さい。

重要度:☆☆
蛋白性の液体(血漿水分)の細胞質内流入や吸収によって生じる。

血漿成分が細胞内のどこに貯留するかで変わります。

小胞体に貯留する場合は「空胞変性」、
細胞質内に貯留する場合は「水腫変性」となります。

重要度:☆☆
リソソームの脂質代謝酵素の欠損によって生じる。

「脂肪変性」の説明です。

重要度:☆☆
ムコ蛋白質が細胞質内に過剰に貯留した状態をさす。

「粘液変性」の説明です。