心肺蘇生に関する記述として適切なのはどれか。

過去問

71回 A問題 問76

難易度:易

心肺蘇生に関する記述として適切なのはどれか。
  1. 心停止を確実に確認するまで開始してはならない。
  2. 気道の確保を確認した後に胸部圧迫を開始する。
  3. 胸部圧迫は一部の犬種を除いて仰臥位で行う。
  4. 人工呼吸はできるだけ高圧(30~40 cm H2O 以上)の気道内圧で行う。
  5. 呼気終末CO2分圧( EtCO2 )は胸部圧迫の有効性評価に有用である。

正解:5


選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
心停止を確実に確認しなくてもさっさと開始する

重要度:☆☆☆
気道の確保を確認する前に胸部圧迫を開始する。

重要度:☆☆☆
胸部圧迫は一部の犬種を除いて臥位で行う。

人間の場合の胸部圧迫とは違います!イヌは、横臥位です。

重要度:☆☆☆
人工呼吸はできるだけ低圧(20 cm H2O 以下)の気道内圧で行う。

ちなみにですが、呼吸バックを押し込む際も、気道内圧20 cm H2O 以下ですので注意して下さい。

必ず呼吸バックの近くに気道内圧計があるはずなので、確認しながら押し込んで下さい!

重要度:☆☆☆
呼気終末 CO2分圧(EtCO2)は胸部圧迫の有効性評価に有用である。