犬の疥癬に関する記述として適当でないのはどれか。

過去問

75回 B問題 問39

難易度:易

犬の疥癬に関する記述として適当でないのはどれか。
  1. 強い掻痒を伴う。
  2. イヌセンコウヒゼンダニが原因となる。
  3. 被毛の鏡検により確定診断する。
  4. 犬からヒトへ感染する。
  5. イベルメクチンが有効である。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e


選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
強い掻痒を伴う。

重要度:☆☆☆
イヌセンコウヒゼンダニが原因となる。

重要度:☆☆☆
皮膚の掻爬試験により確定診断する。

表皮にトンネルを掘って生活しているため、被毛からは検出できません。

重要度:☆☆☆
犬からヒトへ感染する。

重要度:☆☆☆
イベルメクチンが有効である。

センコウ?キュウセン?いろいろいるよね?

結論:どちらも臨床上重要です!
共通なのはどちらも強い掻痒を引き起こします。

キュウセンヒゼンダニは、”猫”の耳内に寄生しています。一方でセンコウヒゼンダニは”犬”の表皮にトンネルを作って寄生しています。