【獣医師国家試験】運動器2〈筋・腱の構造と機能〉

まとめ

本記事は、獣医師国家試験の出題基準を一から解説しようとする一大プロジェクトの「運動器系」編の第2弾です。

骨格筋

筋組織

筋組織は「横紋筋」に分類される「骨格筋」と「心筋」、加えて「平滑筋」が存在します。この中で意識的な「随意運動」が可能なのが「骨格筋」になります。

筋肉の構造

筋肉の構造 まとめ

  • 「筋線維(筋細胞)」を「筋 内膜」が覆う
  • 「筋線維 束」を「筋 周膜」が覆う
  • 「筋」を「筋 外膜」が覆う

筋線維(筋細胞)」は多数の筋芽細胞が合体し「合胞体(シンシチウム)」を作ります。

Nekoyasiki
Nekoyasiki

だから「筋線維(筋細胞)」は多核細胞なんだよ!

「筋線維」の細胞膜を「 筋鞘 」といい、1つの「筋線維」は「 筋内膜 」によって覆われています。「筋線維(筋細胞)」は束になって「 筋線維 束 」を形成し、その周囲を「 筋周膜 」が覆っています。

さらに、「筋線維 束」が束になって「」が作られ、「筋外膜(筋上膜)」がそれを覆います。

Nekoyasiki
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骨格筋の結合組織には、白色脂肪細胞が集合し「筋束 間 脂肪」や「筋束 内 脂肪」を構成し、肥育による”脂肪交雑”に関与しているよ!

心筋

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