【実験動物学】知識を広げる問題演習

【問題演習】定期・卒業試験の対策用

「過去問演習だけじゃ、なんか不安なんだよな、、、」

「国家試験というより、卒業試験の方がやばいんだけど、、、」

僕自身は国家試験の過去問を完璧にすれば余裕で合格できると信じています。が、、、とはいえ、

まずは卒業試験をクリアすべきなのは事実、
国家試験の当日は見たことない問題が出てくるのも事実なんですよね。

この記事では、僕が教科書を読んでいて

「これ受験生ひっかかりそうだな、、、」
「勘違いしている受験生、実は多いんじゃない、、、」
「この事実、僕も知らなかった!!!」

という要素を集めて、問題にしました。

自分で言うのも恥ずかしいですが、なかなかに良問に仕上がったと感じています。

Nekoyasiki
Nekoyasiki

今後も、徐々に増やしていくので、たくさん演習して待っていてくれよな!!!

実験動物に関する問題

実験動物の特性に関する記述として誤っているものはどれか。

  1. マウスには胆嚢がない。
  2. モルモットは壊血病を起こしやすい。
  3. ウサギはアトロピン感受性が低い。
  4. スンクスはキャラバン行動をする。
  5. ラットは乳歯から永久歯に生え変わる。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e

2(a&e)が正解です。

覚えるべき度:☆☆☆
マウスには胆嚢がある。

胆嚢がないのは、マウスではなくラットです。

覚えるべき度:☆☆☆
モルモットは壊血病を起こしやすい。

体内でビタミンCを合成できないですからね!

覚えるべき度:☆☆☆
ウサギはアトロピン感受性が低い。

覚えるべき度:☆☆☆
スンクスはキャラバン行動をする。

覚えるべき度:☆☆☆
ラットは乳歯から永久歯に生え変わらない

マウス・ラット・ハムスター・モルモットは一生の間に歯の生え変わりはありません(一代性歯・不換性歯)。

哺乳類以外の実験動物の特性に関する記述として正しいはどれか。

  1. アフリカツメガエルにはカエルツボカビが高率で検出される。
  2. ゼブラフィッシュは魚毒試験の標準供試魚になっている。
  3. 鳥類は無菌化が困難である。
  4. 線虫は全ゲノムが解読されていない。
  5. コイの膵臓には内分泌腺が独立している。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e

4(c&d)が正解です。

覚えるべき度:☆☆☆
アフリカツメガエルには、カエルツボカビが高率で検出される。

覚えるべき度:☆☆
ゼブラフィッシュは魚毒試験の標準供試魚にではない

魚毒試験の標準供試魚になっているのは、コイとメダカです。

覚えるべき度:☆☆
鳥類は、無菌化が困難ではない。

卵殻を消毒するだけで無菌化が可能です。

覚えるべき度:☆☆☆
線虫は全ゲノムが解読されている。

ショウジョウバエと線虫は、全ゲノムが解読されています。

覚えるべき度:☆☆
コイの膵臓には内分泌腺が独立している。

これをブロックマン小体といいます。

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