【獣医師国家試験】消化器2〈消化器系の構造と機能〉

まとめ

本記事は、獣医師国家試験の出題基準を一から解説しようとする一大プロジェクトの「消化器」編の第2弾です。

肝臓

肝臓」は「葉間切痕」によって複数の肝葉に分かれます。
基本構造は4つの小葉「左葉」「右葉」「尾状葉」「方形葉」と、2つの突起「尾状突起」と「乳頭突起」に区分されます。

肉食動物の様に脊柱の可動性が高い動物では、肝臓自体も動きやすいように「葉間切痕」も深く、葉の数も多くなる傾向があります。牛では明瞭な切痕がないため、仮想線によって4つの葉に分けています。

肝臓肉食類
左葉
分葉しない
左葉
分葉しない

分葉しない
方形葉
尾状葉尾状突起
乳頭突起
4葉5葉6葉6葉
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