75回 必須問題 問2
難易度:易
選択肢を吟味しよう!
重要度:☆☆☆
診断や治療の内容(効果やリスクなど)について医療者側が飼い主側のわかり易い言葉で説明することをいう。
獣医療トラブルを防止するために行うものであり、飼い主との関係構築のためではない。
飼い主との関係構築がメインです。飼い主との関係構築ができれば、獣医療トラブルも結果として防止できます。
重要度:☆☆☆
獣医療行為の効果とリスク、費用に関して十分説明し、理解と合意を得ることである。
重要度:☆☆☆
伴侶動物においては救命を最優先し、飼い主が苦痛の軽減のための安楽死を望んだとしても獣医師は決して動物の命を奪ってはいけない。
日本獣医師会の小動物臨床の指針11(3)によれば、以下のように示されています。
診療対象動物が治癒の見込みがなく、しかも苦痛を伴っている、あるいは重度の運動障害、機能障害に陥っている等、安楽死させることが動物福祉上適当であるとみなされる場合」に「飼育者と十分協議したうえで、飼育者自身の意志、決定のもとに、当該動物を安楽死させることは、許容される。
一方、その他の理由で安楽死を余儀なくされる場合もありうるが、いずれにしても、安楽死は、最終的な選択肢として、飼育者と獣医師が十分に競技して決定すべき重要な問題である。
この”その他の理由で安楽死を余儀なくされる場合”って金銭的な余力がないとか?なんしょうか、、、
重要度:☆☆☆
産業動物は経済動物であるため、治療に際し農家の理解を求める必要はある。
獣医師側の説明により。飼い主が十分に納得したうえで治療に同意してもらうのがインフォームドコンセントの意義です。
理解を求める必要は当然ありますね!
日本獣医師会|小動物臨床の指針
https://jvma-vet.jp/about/pdf/book_60_15.pdf
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