犬と猫の皮膚手術における記述として最も適当なのはどれか。

過去問

75回 B問題 問68

難易度:並

犬と猫の皮膚手術における記述として最も適当なのはどれか。
  1. 良好な創傷治癒を得るために張力線に平行に切開する。
  2. 漿液腫の形成は治癒に影響しない。
  3. Walking suture(ウォーキング縫合)はドッグイヤーの予防のために行う。
  4. 腋窩部のひだを用いた回転皮弁は鼡径部の欠損部を被覆できる。
  5. 遊離皮膚移植(植皮)は猫では実施できない。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
良好な創傷治癒を得るために張力線に平行に切開する。

重要度:☆☆☆
漿液腫の形成は治癒に影響する

創傷治癒には、血液供給が必要です。

皮膚手術による医原性の創傷も同様で、漿液ではむしろ治癒が遅延します。

重要度:☆☆☆
Walking suture(ウォーキング縫合)は死腔(dead space)の予防のために行う。

重要度:☆☆☆
腋窩部のひだを用いた回転皮弁は鼡径部の欠損部を被覆できない

さすがに遠すぎます。

重要度:☆☆☆
遊離皮膚移植(植皮)は猫でも実施できる

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