犬の気管虚脱に関する記述として正しいのはどれか。

良問

75回 B問題 問47

難易度:易

犬の気管虚脱に関する記述として正しいのはどれか。
  1. 大型犬種に好発する。
  2. 頸部気管は呼気時に虚脱する。
  3. 低換気により低酸素血症が生じる。
  4. 鎮静薬は禁忌である。
  5. 気管支拡張症を続発することが多い。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
小型犬種に好発する。

大型犬種で後発するのは「喉頭麻痺」です。

重要度:☆☆☆
頸部気管は吸気時に虚脱する。

重要度:☆☆☆
低換気により低酸素血症が生じる。

重要度:☆☆☆
鎮静薬は禁忌ではない

鎮静薬を用いることで、呼吸が穏やかになります。

重要度:☆☆☆
気管支拡張症を続発することが少ない

慢性の気管支炎に続発することが多いのが気管支拡張症です。真性の気管支拡張症は気管支が不可逆的に変形しています。

気管・気管支軟化症ってなに?

結論:気管虚脱の仲間ですが、執拗な咳が特徴的です。一般的に原発性の気管虚脱では咳というより呼気性喘鳴が特徴的です。

類題で演習しよう!

参考

https://www.sagamigaoka-ac.com/wp-content/dr_file/pdf/201808_1.pdf

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