疾患とその治療薬の組合せとして適切なのはどれか。

良問

75回 B問題 問2

難易度:易

疾患とその治療薬の組合せとして適切なのはどれか。

疾患 ー 治療薬

  1. てんかん ― ジノプロスト
  2. 糖尿病 ― アカルボース
  3. 徐脈性不整脈 ― プロプラノロール
  4. マラセチア皮膚炎 ― セファレキシン
  5. 甲状腺機能亢進症 ― トルブタミド

選択肢を吟味しよう!

解答のポイント:
知識としてアカルボースは知っておいてほしいですが、知らなくても消去法で解答できそうです。

重要度:☆☆☆
てんかん ― ゾニサミド

あくまで一例ですが、てんかんにはゾニサミドが動物用医薬品として使用できます。てんかん薬に関しては以下を参考にしてください。

重要度:☆☆
糖尿病 ― アカルボース

インスリン以外にも、選択があることを覚えておきましょう!!

アカルボースは”αグルコシダーゼ阻害薬”で、摂取した糖の分解を抑制し食後の急激な血糖上昇を緩和します。

重要度:☆☆☆
頻脈性不整脈 ― プロプラノロール

不整脈にも脈が増える「頻脈性不整脈」と、脈が減る「徐脈性不整脈」が存在します。脈が増えているのか減っているのかによって、選択する対処が全く異なるので選択肢をしっかり読みましょう!

頻脈なら心臓を落ち着かせる薬物(β1受容体遮断薬・アミオダロン・リドカイン)を、徐脈なら心臓を興奮させる薬物(抗コリン薬・β作動薬)を使用します。

プロプラノロールはβ1受容体遮断薬ですよね。過去問でも出題されているのでしっかり覚えましょう!

重要度:☆☆☆
マラセチア皮膚炎 ― イトラコナゾール

マラセチアは真菌なので、抗真菌薬をもちろん使用します。

重要度:☆☆☆
甲状腺機能亢進症 ― チアマゾール

類題で演習しよう!

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