75回 A問題 問50
難易度:易
選択肢を吟味しよう!
解答のポイント:
高病原性鳥インフルエンザの原因ウイルスのヘマグルチニン亜型はH5&H7のみです。
重要度:☆
H1
重要度:☆
H3
重要度:☆☆☆
H7
重要度:☆
H9
重要度:☆
H11
鳥インフルエンザの分類
前提、A型インフルエンザウイルスである必要があります。そして、ウイルス表面にはヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)があり、HAには1〜16まで、NAには1〜9まであります。
対象の家禽は「鶏・あひる・うずら・七面鳥」となっています。
ちなみに、日本ではH5がポコポコ発生しています。
法定伝染病なのか?届出伝染病なのか?
ヘマグルチニンの亜型によって決まります。
H5or H7 → 法定伝染病
それ以外の亜型 → 鳥インフルエンザ
病原性が強いのか?
病原性が強いかどうかによります。
OIEが診断基準を作成しており、
基準を超えた病原性が認められれば「高病原性鳥インフルエンザ」となります。そうでなければ「低病原性鳥インフルエンザ」です。
届出伝染病である鳥インフルエンザは、そもそも病原性が強くありません。
インフルTIPs | 亜型 | ||
---|---|---|---|
H5 or H7 | それ以外 | ||
病原性 | 低 | 法定伝染病 低病原性鳥インフルエンザ | 届出伝染病 鳥インフルエンザ |
高 | 法定伝染病 高病原性鳥インフルエンザ |