鎮静薬の作用機序に関する記述として正しいのはどれか。

良問

75回 A問題 問30

難易度:易

鎮静薬の作用機序に関する記述として正しいのはどれか。
  1. メデトミジンはα2 アドレナリン受容体を活性化する。
  2. ハロペリドールは D2 ドパミン受容体を遮断する。
  3. ジアゼパムは 5-HT3 セロトニン受容体を活性化する。
  4. ミダゾラムはγ-アミノ酪酸(GABA)B 受容体を遮断する。
  5. アモバルビタールは H1 ヒスタミン受容体を活性化する。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e


選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
メデトミジンはα2 アドレナリン受容体を活性化する。

重要度:☆☆☆
ハロペリドールは D2 ドパミン受容体を遮断する。

重要度:☆☆☆
ジアゼパムは ベンゾジアゼピン(BZD)受容体を活性化する。

重要度:☆☆☆
ミダゾラムはγ-アミノ酪酸(GABA)A 受容体を活性化する。

ジアゼパムの仲間です。

ミダゾラム(商品名:ドルミカム)は小動物臨床でも頻繁に使用されます。覚えましょう!

重要度:☆☆☆
アモバルビタールはγ-アミノ酪酸(GABA)A 受容体を活性化する。

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