75回 A問題 問18
難易度：並
乳腺の発達および機能に関する記述として適切なのはどれか。
- 乳管の成長は主にプロジェステロンによって制御される。
- 吸乳刺激は下垂体前葉におけるドパミンの合成を阻害する。
- 乳汁を合成するのは乳腺の筋上皮細胞である。
- オキシトシンは妊娠期の腺胞発達を制御する。
- プロラクチンは乳汁の合成および分泌を促す。
選択肢を吟味しよう！
重要度：☆☆☆
乳管の成長は主にエストロジェンによって制御される。
重要度：☆☆☆
吸乳刺激は下垂体前葉におけるプロラクチンの合成を促進する。
重要度：☆☆☆
乳汁を合成するのは乳腺の乳腺上皮細胞である。
乳汁の合成：乳腺上皮
乳汁の分泌補助：筋上皮細胞
プロラクチンが乳腺上皮に働き、乳汁の合成し、
オキシトシンが筋上皮細胞に働き、収縮して乳汁が分泌されるわけですね！
重要度：☆☆☆オキシトシンは妊娠期の腺胞発達を制御する。
腺胞系の発達には「プロジェステロン」「エストロジェン」「成長ホルモン」「副腎皮質ホルモン」との協同作用により制御されます。オキシトシンではありません。
重要度：☆☆☆
プロラクチンは乳汁の合成および分泌を促す。
昔は、泌乳開始ホルモンとも呼ばれていたようですね！
