免疫介在性溶血性貧血を示唆する検査所見はどれか。

過去問

74回 B問題 問40

難易度:並

免疫介在性溶血性貧血を示唆する検査所見はどれか。
  1. ハインツ小体
  2. 有棘赤血球
  3. 標的赤血球
  4. 球状赤血球
  5. 赤血球凝集

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆
ハインツ小体

ヘモグロビンの参加的分解産物で、
赤血球の輪郭から、”ポコっ”と飛び出ている構造物です。

重要度:☆
有棘赤血球

重要度:☆
標的赤血球

門脈体循環シャントで生じることが多いです。

重要度:☆☆☆
球状赤血球

自己抗体によって、赤血球膜が壊されるため小さくなります。

重要度:☆☆☆
赤血球凝集

免疫介在性溶血性貧血に強くなろう!!

有棘赤血球 vs 金平糖状赤血球

結論:棘の幅が”不”均一なのが「有棘赤血球」、均一で短いのが「金平糖状赤血球」です。

金平糖状赤血球は脱水により生じます。

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