牛の右第 12-13 肋骨間で金属性有響音が聴取される疾患はどれか。

過去問

74回 A問題 問77

難易度:易

牛の右第 12-13 肋骨間で金属性有響音が聴取される疾患はどれか。
  1. 第一胃鼓脹症
  2. 第三胃食滞
  3. 第四胃潰瘍
  4. 第四胃右方変位
  5. 結腸鼓脹症

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e


選択肢を吟味しよう!

解答のポイント:
ピング音はガス貯留が原因で生じます。原因として考えられるのは「食物による異常発酵」「消化管運動の低下」や「閉塞・捻転」です。

重要度:☆
第一胃鼓脹症

ガスが貯留するためにピング音が聞こえる可能性はありますが、そもそも第一胃は左側にあります。

重要度:☆
第三胃食滞

第三胃は主に水分を吸収しています。解剖学的に腹側にあり小網で覆われていますよね。

第三胃は、ガス貯留が起こる部分ではないと考えているため

重要度:☆
第四胃潰瘍

第四胃潰瘍でガスが発生するとは考えにくいです。

重要度:☆☆☆
第四胃右方変位

右方変位は捻転も合併することがありますね。ガスが貯留することは容易に判断できます。

重要度:☆☆☆
結腸鼓脹症

他には「盲腸拡張症」も考えられますね!

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