両意性(アンビセンス)構造 RNA をゲノムとしてもつウイルスはどれか。

過去問

74回 A問題 問51

難易度:難

両意性(アンビセンス)構造 RNA をゲノムとしてもつウイルスはどれか。
  1. 豚熱ウイルス
  2. リフトバレー熱ウイルス
  3. 牛流行熱ウイルス
  4. A 型インフルエンザウイルス
  5. アカバネウイルス

選択肢を吟味しよう!

解答のポイント:
ブニヤウイルスはマイナス鎖でありながら、プラス鎖ももつ特殊なウイルスであることを覚えましょう!これを両意性(アンビセンス)構造といいます。

このアンビセンス構造を持つのはブニヤウイルス”目”のフレボウイルス属のみだといわれていますが、国家試験ではブニヤウイルス”目”による疾患を選べば正解になるだろうと考えています。

重要度:☆
豚熱ウイルス

フラビウイルス科ペスチウイルス属による感染症です。

重要度:☆☆☆
リフトバレー熱ウイルス

ブニヤウイルス目フェヌイウイルス科フレボウイルス属による感染症です。アンビセンスRNAを持つのは、フレボウイルスだけです。

重要度:☆☆
牛流行熱ウイルス

ラブドウイルスによる感染症です。

重要度:☆
A 型インフルエンザウイルス

オルトミクソウイルスによる感染症です。

重要度:☆☆☆
アカバネウイルス

ブニヤウイルス目ベリブニヤウイルス科オルトブニヤウイルス属による感染症です。

まとめはこちらから!

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