猫に致死的な肺毒性を示す抗がん薬はどれか。

過去問

74回 A問題 問30

難易度:易

猫に致死的な肺毒性を示す抗がん薬はどれか。
  1. シクロフォスファミド
  2. メルカプトプリン
  3. L -アスパラギナーゼ
  4. ビンクリスチン
  5. シスプラチン

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆
シクロフォスファミド

副作用である出血性膀胱炎は覚えましょう!

重要度:☆
メルカプトプリン

アザチオプリンと呼ばれる免疫抑制薬は、生体内で代謝されて「6 – メルカプトプリン(MP)」となりプリンヌクレオチドの合成を阻害します。

アザチオプリンと一緒に覚えましょう!

重要度:☆
L -アスパラギナーゼ

副作用としてアナフィラキシーショックを覚えましょう!

重要度:☆
ビンクリスチン

商品名:オンコビンです。リンパ腫の標準治療であるCHOP療法の”O”担当です。

重要度:☆☆☆
シスプラチン

少なくとも副作用である腎障害と聴覚器毒性は覚えましょう!猫では肺水腫を起こす可能性が高いため禁忌です。

ちなみにですが、
カルボプラチンであれば猫で使用が可能なんですよね。

類題で演習しよう!

抗腫瘍薬に関するまとめはこちら

シクロフォスファミドに関して

メルカプトプリンに関して

ビンクリスチンに関して

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