74回 A問題 問30
難易度:易
猫に致死的な肺毒性を示す抗がん薬はどれか。
- シクロフォスファミド
- メルカプトプリン
- L -アスパラギナーゼ
- ビンクリスチン
- シスプラチン
選択肢を吟味しよう!
重要度:☆
シクロフォスファミド
副作用である出血性膀胱炎は覚えましょう!
重要度:☆
メルカプトプリン
アザチオプリンと呼ばれる免疫抑制薬は、生体内で代謝されて「6 – メルカプトプリン(MP)」となりプリンヌクレオチドの合成を阻害します。
アザチオプリンと一緒に覚えましょう!
重要度:☆
L -アスパラギナーゼ
副作用としてアナフィラキシーショックを覚えましょう!
重要度:☆
ビンクリスチン
商品名:オンコビンです。リンパ腫の標準治療であるCHOP療法の”O”担当です。
重要度:☆☆☆
シスプラチン
少なくとも副作用である腎障害と聴覚器毒性は覚えましょう!猫では肺水腫を起こす可能性が高いため禁忌です。
ちなみにですが、
カルボプラチンであれば猫で使用が可能なんですよね。